高校
明治学院大学の先生による高校3年生への講義「教養原論」を行いました<第8回>
5月29(金)、推薦進学コースの高校3年生を対象に、明治学院大学 社会学部社会学科和気康太先生による「教養原論」の講義が行われました。『社会学・社会福祉学からみた「他者」』というテーマでお話しいただきました。
生徒の意見・感想を紹介します。
- 何らかの理由で、社会的な障害を抱えた人々が、地域社会の中で、一人の人間として自立した生活を営めるように援助、支援し、それが可能になるような「共生社会」を構築していくことが社会福祉において大切なことであるのだと学んだ。「この子らに世の光を」ではなく、「この子らを世の光に」することを私たち一人一人が意識することが福祉実践者にとって大切なことであるのだと感じた。また近年は高齢者の介護などの目に見えるニーズではなく、ホームレスや児童虐待などの目に見えにくいニーズが増えていて、その問題への対処の仕方が今後の課題だと考えました。私たちは相手に同感することはできなくても、共感することはでき、それが「他者と向き合う」ことにつながるのだと学びました。
- 私は保育士を目指しているため、児童福祉という枠で社会福祉にかかわれると最初に聞き興味がわいて理解を深めやすかった。特に糸賀一雄さんの重症心身障害児に対するこの子らを世の光にという言葉がすごく印象に残った。このニュアンスがすごく大事で、社会福祉の相互扶助という観点では、障害の有無に関わらず、保育所の中で発達の遅れている子やお友達作りに悩んでいる子に対しても活用していく必要があるなと感じた。
- 今回の社会福祉学科の講義を受けて、社会福祉とは高齢者や障害者だけを支えるものではなく、すべての人が安心して暮らせる社会をつくるために大切なものだと学んだ。特に、地域福祉では人と人とのつながりや支え合いが重要であり、地域全体で助け合うことが必要だと感じた。また、社会福祉法人や社会保障制度が人々の生活を支えていることを知り、普段意識していなかった福祉の役割について理解を深めることができた。今回の講義を通して、福祉は特別な人のためだけではなく、自分たち全員に関わる身近なものだと思った。