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明治学院大学の先生による高校3生への講義「教養原論」を行いました<第4回>

10月10日(金)、推薦進学コースの高校3年生を対象に、明治学院大学法学部政治学科の溝渕正季准教授による「教養原論」の講義が行われました。政治学からみた「他者」というテーマでお話しいただきました。

生徒の意見・感想を紹介します。

  • 今回の講義を聞いて、政治学は必ずしも政治家になるためのものではなく、むしろ日常生活にも役立つ実践的な学問であると分かった。その為どちらかと言うと政治よりも心理学の傾向がある様にも感じられた。また、囚人のジレンマの問題はフリーライダー問題を的確に表し、考えさせられる問題だと思った。そしてその問題には権力などの問題も絡み合っていて、必ずしも正解があるとは限らないと思った。
  • 他者の過去の行動を知ることができれば、協力的な行動をした人は「信頼できる」と評価される。評判が悪い人は社会的な制裁や取引機会の減少を受けるため、協力的行動を促進する。私は過去の現状を知ることで協力し合える関係が出来上がると思っている。そのため、誰かと喧嘩になり、仲が悪くなった時は相手のことをしっかり理解していきたいと思う。私は国の関係の場合も相手を知りたいと思った。
  • 政治学科について、何も知識がなかったため、今回授業を受けて、政治学科は日常生活に一番役立ち身近にあるテーマが多いと感じた。お互いの信頼関係を築くためにどのような制度が必要であるか、いろんな角度から考えることがとても大切だと思った。また、権力について身近な親子関係など具体的な話で授業を進められていたのでとてもわかりやすく授業を聞くことができたと思う。私は心理学を志望しているが、実生活で役立つ政治学についてより知りたいと思った。