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明治学院大学の先生による高校3年生への講義「教養原論」を行いました<第11回>

12月5日(金)、推薦進学コースの高校3年生を対象に、明治学院大学 文学部 フランス文学科 梅澤礼 准教授による「教養原論」の講義が行われました。『人文学からみた社会』というテーマでお話しいただきました。

生徒の意見・感想を紹介します。

  • 文学部はもっと小説とか、本とかの勉強だと思っていたけれど、犯罪学、精神医学、文学などさまざまな学を学べることを知った。また、フランス学科は1980年ぐらいのフランスやベルギーなどの犯罪学などを学べると聴いて面白そうだなと思った。災難に遭うと、人の心は刺々しくなると聴いて、確かにそうだなと思った。コレラなどの病気も、誰かが毒を持っている,毒を入れたとうわさから始まる。人間は憎悪の根源を邪悪の人間に残すという性質があるからであり、とても的を得ているなと思った。また、医師はコレラにかかる原因はその人の内側にあると考え、貧しい人に特有とされる『怒りの衝動』が原因だと考えられていた。そして、公衆衛生学の教授は社会に攻撃する、売婦や、盗人などがコレラにかかり、世界が浄化されていくと考えられていた。
  • コロナが流行っているときにこの人は菌を持っていそうと偏見をしていたり、ここにいたらコロナが感染すると勝手に考えたりしていたのを思い出した。かつて流行したコレラと同じようなことをしていたのだと気づかされた。私たちはコロナのせいで中学時代にできなかったことが多かったことにコロナを流行らせた人への憎しみや行事ができない悲しみがあった。しかしその思いは、いつかは忘れるのかなと思う。コレラは経口感染であり、家庭内で感染しないことが多いと聞いたがそれなのにここまで流行ったのはどうしてだろうと疑問に思った。しかし、治療法としてカモミールティーにレモンなどを入れるものや絶食、血を抜くなど昔ならではの治療法に驚いた。正直自分は、医療の発達した現在に生きることができて幸せに改めて感じた。人文学では、色々なことを追求できることも知ることができて、新しく興味を持つことができた。
  • 最初フランス文学と病気になんの関係があるのかなって思っていたけれど、話を聞いているうちに確かにと思うこともあった。そして、フランス文学を使って昔の考え方などを想像できて面白いと思った。例えば、ペストが流行した際には、ユダヤ人が井戸に毒を入れたとして、虐殺されたと書いてあるけど、そう言ったところからところどころで差別や偏見が見られることに驚いた。そして、このようなことの対策として人文学ができることとして先生が挙げていたのが、「社会問題への追及」、「新しい生活やまちづくりの提言」だけでなく、コロナ禍であった、観光客やヨーロッパ帰りの人々に心無い言葉の暴力を抑えることができるのは言葉を詳しく知った。人文学の社会貢献の仕方について知れてよかった。