お知らせ

高校

明治学院大学の先生による高3生への講義「教養原論」が始まりました<第1回>

4月10日(金)より、高校3年生 推薦進学コースの生徒に対し、明治学院大学の講義「教養原論」が始まりました。
これまで2学期(秋学期)に開講していた「教養原論」ですが、今年度より、1学期(春学期)開講となりました。1学期から、講義を通して、生徒一人ひとりが学問に触れながら、自らの進路について深く考える機会となります。

今年度の「教養原論」の講義テーマは、「『他者』と向き合う」です。

第1回は、明治学院大学 教養教育センターの長谷部美佳先生をお迎えし、講義全体のオリエンテーションが行われました。講義の進め方についての説明に加え、大学の学習管理システムを実際に使用する体験も行いました。生徒たちはシステムを通して長谷部先生に質問を送り、先生から一つひとつ丁寧にご回答いただきました。
このやり取りを通して、「他者」を知り、「他者」について考えるきっかけを得ることができました。初回講義ということもあり、緊張した様子も見られましたが、生徒たちは終始、意欲的な態度で受講していました。

生徒の意見・感想を紹介します。

  • 大学の雰囲気や大学に関しての質問、どのような形で授業が進んでいくのかを知ることが出来た。物事を考える上で自分の持つ1つの視点、考え方だけで考えるのではなく、多面的に見て、考えることが大切だということがわかった。また、教養という1つの言葉に関しても個人が考えることが異なり他者とは異なる。そして、他者を考えるときには自分を理解することを続けなければならないということは大切だと感じた。これまで僕は他者を考えるということに自分のことを知る必要があるとは考えたことがなかったが、先生の話を聞いて、自分のことを考えてから他者を考える必要があるということに気づくことができた。また、現代の人々はラベルやカテゴリーにとらわれすぎていると思うので、そういったものにとらわれすぎないで他者を考えていくことが大切だと感じた。
  • 今回の授業では「教養」と「他者」についての認識を改めて確認した。この二つの言葉は完全に定義することは難しく、人それぞれ理解の仕方は違っている。他者と向き合うことで、自己への理解を深めることも可能。しかし、自己を高めるために他者を貶めるようなことも起こる得るため、その点もよく理解する必要があると感じた。
  • 教養とは何か、という話題になった時には、意見は人さまざまあるのだということを知れたし、定義は大切なことなのだということを学んだ。そして、自分の好きなことを学ぶことはいいことだが、他のことにも目を向けて生きていったほうがよいということを学んだ。また違う視点を持つということは、問題の打開に非常に大切なものになるのだということに感心した。そして何よりカテゴリーやラベルで人々を判断しようとしているときは、しっかりと出会えていないからであって、関係性を築いていくことで変わっていくのだと知った。わたしは一つのことに目を向けることが多いから、もっと視野を広げていき、新たな道を開いていきたい。
  • 今回教養ということについて学んでみて、教養とは自分の持っている知識や関心のある分野の知識を積み重ねていくだけでなくその知識をいろいろな方面に活かしていけるような力のことであると分かった。このように多面的な物事を別の視点から見られるようになる力がつくと、教養のある人になれるのだと思う。またこの先解決の難しいものに直面する場面でも教養という力は役に立つ。他者は自分ではない人であり、それを理解するためには別の視点を持つつまり、教養が必要である。また他者を知るために自分についても知らなければならない。そのため他者と向き合うとは自分と向き合うことでもある。そのため物事と同じように多面的な自分をよく理解するためにも大学で教養力を身につけておきたいと感じた。また、大学はこのような教養力がある人材を作り出す場所なのだと思った。この教養原論の授業で大学に向けての教養力を少しでも養っていこうという意識を持つことができた。