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高校2年生 研修旅行を行いました

高校2年生は1月16日〜1月20日、感染症予防対策のため学年を2つに分け、2泊3日の日程で長崎へ研修旅行に行きました。本来は昨年5月下旬に予定していた日程でしたが、この時期に延期しての実施となりました。

1日目

研修旅行は、原爆資料館ホールでの被爆体験講話から長崎での研修が始まりました。お話をしてくださった城臺美彌子(じょうだいみやこ)さんは、78年前に長崎市内で被爆された体験をもとに平和への思いを語ってくださいました。高校生にとって、いま平和を考えることの大切さを学ぶ貴重な機会となりました。そして、原爆資料館展示室を見学し、さらに班ごとに原爆落下中心地公園、平和公園に建てられているモニュメントを見学しました。

 

2日目

まず日本二十六聖人殉教地を訪れ、殉教者のレリーフが刻まれた記念碑と記念館を見学しました。その後は夕方まで班別研修を行いました。浦上方面では、浦上天主堂、永井隆記念館、城山小学校平和祈念館、南山手方面では、大浦天主堂、グラバー園、その他には、出島和蘭商館跡、興福寺、眼鏡橋、など、班ごとに計画したコースでそれぞれ長崎市内をじっくり見てまわりました。また、いくつかの班は、活水高校平和学習部との交流会の時間を持たせていただくことができました。

 

3日目

バスで外海に移動し、角力灘を望む地に建てられている遠藤周作文学館を見学しました。そして、潜伏キリシタンの歴史を訪ねて出津文化村を歩き、外海歴史民俗資料館のほか、ド・ロ神父の活動の足跡をしのぶド・ロ神父記念館、旧出津救助院跡、出津教会をそれぞれ見学しました。帰路は西海橋を経由して長崎空港から東京に戻りました。

三日間を通して、平和について学び考えること、キリスト教の文化と歴史を学ぶことに取り組み、多くのことを学ぶ研修旅行となりました。